クリクラ省エネサーバーをとことん調査
クリクラの省エネサーバーをレンタルして使い勝手や気になったことをまとめました。省エネサーバーの名に相応しいのか電気代も計測。省エネサーバーを詳しく調べたい方は参考にしてください。
クリクラ省エネサーバーの使いやすさ
「冷水」→「温水」→「冷水連続出水」の様子
レバーで操作性が良い
冷水・温水ともに流水量にストレスがなく、気持ちいいくらいにお水が出ます。
温水はロックを解除しないと使用できません。ロックボタンをつまんで回して押すと解除となります。最初は使いづらいかなと思いましたがすぐに慣れました。
ドリップトレイ(受け皿)の奥行きは5,5cmと狭めです。容器は手に持ったままレバーに押し付けて使用します。
チャイルドロックボタンの横には「冷水連続出水レバー」が付いており、使用するとレバーを押さずに冷水が出っぱなしになります。大きい容器などに入れる際に便利です。
クリクラ省エネサーバーのボトル交換
クリクラ省エネサーバー「12Lボトル交換の様子
従来通りのシンプルな交換方法
空ボトルを引き抜き、新しいボトルをサーバー上部に差し込むだけなので簡単です。特にクリクラボトルは取っ手が付いているので持ち上げやすかったです。
ボトル設置部の高さは99cmと平均的な高さですが、もし、12Lボトルを持ち上げるのが難しそうであれば半分の重さの6Lボトルを利用するといいでしょう。
クリクラ省エネサーバーの掃除
お手入れは簡単な拭き掃除だけ
基本的に拭き掃除だけでOKです。清潔な布やウェットティッシュで出水口周辺を拭くのがメインです。
また、ボトル交換時には差込口をきれいな布で拭くようにしましょう。あとはサーバーの後ろ側を掃除機かけるぐらいです。
クリクラではメンテナンスとして年に1回ウォーターサーバーを無料で交換します。内部洗浄されたものを定期的に交換してくれるので通年を通して安全に気持ちよく利用できます。
クリクラ省エネサーバーのゴミの量
リターナブルボトルでゴミが出ない
お水の配送にダンボールなどの梱包材料もないので、一切ゴミがでません。
ただし、ゴミが出ないかわりに使用済みの空ボトルの置き場所が必要になります。縦に重ねられないので本数が多いとけっこうスペースを奪われます。
クリクラ省エネサーバーの電気料金
クリクラ省エネサーバーの電気料金がどれくらいかかるのか電力表示器で計測しました。クリクラの省エネサーバーには通常とエコ運転の切替がなく、電源を入れたときから省エネ運転の仕様のようですので手間がかかりません。
今回、「クリクラ省エネサーバー」と「クリクラサーバー」で比較してみました。左が省エネサーバーで、右はノーマルのクリクラサーバーです。
省エネサーバー
- 5/20 19.1円
- 5/21 23.4円
- 5/22 24円
- 5/23 23.6円
- 5/24 22.8円
- 5/25 20.9円
- 5/26 22円
22.2円/日
666円/月
クリクラサーバー
- 4/6 45.4円
- 4/7 43.3円
- 4/8 44.1円
- 4/9 48.8円
- 4/10 47.5円
- 4/11 49.7円
- 4/12 46.7円
46.5円/日
1,395円/月
省エネ機能が付いていないクリクラサーバーと比較してみた結果、クリクラサーバーの半分以下の電気料金で済むことがわかりました。
クリクラサーバーは1年利用で16,740円、省エネサーバーは1年利用で7,848円でした。クリクラのHPに記載されている「電気代最大58%OFF」というの間違いないようです。
たたずまい(デザイン・音・バランス)
音が静かで転倒の心配なし
全体的に丸みを帯びたフォルムです。ノーマルサーバーよりデザインが優れている印象です。背面部分に取っ手もついており、移動させる際も運びやすかったです。
使用中や待機中で音がうるさいなと感じることはありませんでした。かなり静音性も高いですね。
バランス確認のために前後左右から押してみました。
手前から奥と左右から押してみると若干グラつきましたが、後ろから前に押してみるとしっかり踏ん張ります。
前方に倒れにくい作りのようです。転倒防止のワイヤーも付いているので転倒の心配はありません。
クリクラ省エネサーバーの総評
クリクラ省エネサーバーを使って気になった事
良かった部分
- レバータイプで使いやすい
- 省エネの切替がなくて楽
- 音が静か
- 停電時も使用可能
気になる部分
- 温水ロックがちょい面倒
- 受け皿の大きさが小さい
省エネ力が高く、使い勝手も良かったです
クリクラ省エネサーバーは全体的に不便なく、使い心地の良いウォーターサーバーでした。
一般的な省エネサーバーはスイッチやボタンで切り替えるものが多いのですが、クリクラは電源をいれるだけでOK。これまで計測した28種類のサーバー中、上から5番目と高い省エネ力も確認できました。
ちなみにクリクラのサーバーにはクリーン機能(熱水循環)が付いていません。クリーン機能が付いているウォーターサーバーはメンテナンス不要で便利に思われますが、長年ウォーターサーバーを利用している管理人としてはクリクラのように定期メンテナンス有りのほうが安心して利用できます。
「クリクラ省エネサーバー」は初回金として7,000円かかりますが、通常の「クリクラサーバー」と比較してみると電気料金が半額以下で済みます。10ヶ月以上利用すれば元が取れます。
以前にお水が余っているのにスキップ連絡するのを忘れて、お水を持ってきた担当さんに伝えると「それでは今回お水は大丈夫ですね」と嫌な顔ひとつせずに今回分をスキップしてくれました。こっちのミスなのに笑顔で対応してくれるので利用者として好印象が持てました。
複数の大手ウォーターサーバー会社と契約してきた経験で言わせてもらえば、クリクラのサービスはトップクラスでした。契約縛りも設けていないので、解約金もなく簡単に解約できるので気軽に利用できるのも魅力ですよ。