最終更新日:2024/09/08
人気の浄水型ウォーターサーバーを比較しました。
「補充型」と「直結型」に分けてそれぞれ比較し、おすすめを紹介しています。
チェックポイントを見定めて、損せず賢く快適な浄水型ウォーターサーバーをレンタルしましょう。
水道水をタンクに注いで利用するウォーターサーバーです。
設置場所を限定されないので、リビングや寝室など好きな場所に置くことができます。
給水の手間はありますが、設置工事が不要で導入しやすく、価格帯も手頃なのが魅力。
現在人気の6商品を比較しました。
メーカー |
エブリィ |
ハミング |
クリクラ |
ウォーター |
シャイン |
ロッカ |
---|---|---|---|---|---|---|
サーバー | tall | flows | putio | Pure Life | Ring | Slim-R |
ろ過 | 加圧 | 加圧 | 加圧 | 加圧 | 自然 | 自然 |
常温水 | ○ | ○ | ○ | ◯ | - | - |
再加熱機能 | ○ | ○ | ◯ | - | ○ | - |
蛇口で給水 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
つぎ足し給水 | ○ | ○ | ○ | ◯ | ○ | ○ |
停電時 | - | - | - | - | ◯ | ◯ |
給水タンク容量 | 5.7L | 4L | 3L | 4.5L | 5.2L | 5L |
総タンク容量 | 8.7L | 8.5L | 5L | 9L | 9.1L | 9.9L |
横幅 |
29cm |
26cm |
24cm |
26cm |
30cm |
27cm |
冷水・温水、チャイルドロック、省エネ機能は全サーバー標準装備。
一部の浄水型サーバーには、常温水や高温水(再加熱)といった便利機能を搭載しています。
冷水と温水が使えるだけで十分便利ですが、朝一番は常温の水、カップ麺は高温水など結構使えます。
給水方法では、タンクを外して水道蛇口から直接給水できるタイプがおすすめ。
「水差しに水道水を汲んで、タンクに注いで」を何往復かするより、タンクに直接水道水を注ぐほうが早いです。
給水タンク容量は大きいほど補充頻度が少なく済みますが、比べると大差はありませんね。
機能や使い勝手はハミング、プティオ、エブリィフレシャスがおすすめ。
浄水型ウォーターサーバーのろ過方法は「加圧」と「自然」の2つ。
加圧ろ過は浄水スピードが早く、給水後すぐ利用できるのが利点。多くの浄水型サーバーが採用しています。
自然ろ過は浄水スピードこそ遅いですが、時間をかけてろ過する分、お水が美味しくなります。
お水に美味しさを求めるなら、自然ろ過を採用しているシャインウォーターやロッカがおすすめ。
機能性やスペックを見てもそこまで大きな差がない人気の浄水型ウォーターサーバー6商品。
しかし、水を浄水するフィルターカートリッジでは大きな違いがあります。
「どうせ水道をろ過するんだから何でもいいっしょ?」と思った方。損しますよ?
特に「使い放題」に価値を感じて探している方は要チェック。
メーカー |
総ろ過水量 |
1日の適正量 |
---|---|---|
ピュアライフ |
2,520L |
14L |
ハミングウォーター |
1,800L |
10L |
プティオ |
720L |
4L |
エブリィフレシャス |
600L |
3.3L |
ロッカ |
600L |
3.3L |
シャインウォーター |
240L |
2.6L |
※1日の適正量は次回フィルター交換まで浄水性能を損なわずに使用する場合の1日あたりの消費量
フィルター性能で見るべき点は、浄水性能を示す「除去物質数」と「総ろ過水量」の2つ。
「除去物質数」は多ければ浄水能力が高いといえますが、そもそもろ安全性の高い水道水。
そこまで重要ではありません。
「総ろ過水量」はフィルターの寿命みたいなもので、「この水量まではしっかり浄水しますよ」という指標です。
これを超えると浄水能力が低下するので、新しいフィルターを交換する必要があります。
この総ろ過水量とフィルター交換時期で、浄水能力を損なわないまま交換できる1日の限度量がわかります。
例えば、エブリィ、ハミング、ピュアライフのフィルター交換は6ヶ月ごとです。毎日6L使うとしましょう。
月に180L、半年後の交換まで1,080L消費する計算です。
エブリィの総ろ過水量は600Lなので、3ヶ月半ほどでフィルター寿命が尽きます。
ハミングウォーターは1,800Lあるので問題なし。ピュアライフにいたっては2,520Lなのでまだまだ使えます。
このように総ろ過水量と交換時期によって安全に使える量が限られる訳です。
もちろん元々水道水なので飲めなくはありませんが、あまり気持ちよくありませんよね。
大所帯だったり料理にもたくさん使うという方は、総ろ過水量の多い商品がおすすめ。
1日3L以内で足りる場合は、基本的にどの商品でも問題ありません。
毎月の定額料金平均3,000円代でお手頃に感じる浄水型ウォーターサーバー。
でも、定額のレンタル料金だけで判断すると痛い目にあいます。
必ずチェックしてほしいのはメーカーが定める契約期間。
同じ価格帯でもメーカーごとに契約期間が異なるので、レンタル料の総額が全然違います。
メーカー |
エブリィ |
ハミング |
ウォーター |
クリクラ |
シャイン |
ロッカ |
---|---|---|---|---|---|---|
サーバー | tall | flows | Pure Life | putio | Ring | Slim-R |
初期費用 | 0円 |
|
0円 | 0円 | 0円 |
|
レンタル料金 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,980円 | 3,630円 | 2,680円 |
基本料 | 0円 | 0円 | 0円 | 460円 | 0円 | 0円 |
月額 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,440円 | 3,630円 | 2,680円 |
契約年数 | 3年 | 2年 | 1年 | 1年・2年 | 1年 | 5年 |
総額 | 115,500円 | 75,900円 | 39,600円 | 82,560円 | 43,560円 | 160,800円 |
公式サイト | エブリィフレシャス | ハミングウォーターサーバー | ピュアライフ | クリクラ | シャインウォーター | ロッカ |
※金額は税込です
月額費用は最安値のロッカです。しかし、契約期間が5年なので総額で見ると1番高いです。
次に安いエブリィフレシャス、ハミングウォーター、ウォータースタンドはレンタル料金が同じ。
しかし、契約期間は1年2年3年とバラバラです。
浄水サーバーは同じ価格帯で、性能も似たものが多いので迷いがちですが、
契約期間や総額を参考にすれば、納得して利用できると思います。
個人的には契約年数1年~2年の商品がおすすめ。新商品に乗り換えやすいからです。
ハミングウォーター
(補充タイプ)
月額料金:3,300円
浄水型サーバーの火付け役で人気商品。冷水と温水に加え常温水に加え再加熱まで使用可能。ボタン操作で扱いやすく、鍋や炊飯釜も置いて給水できる大きな水受けトレイ付き。省エネ性能が高く電気代もトップクラスの安さ。毎日10L使えるので安心して使い放題できます。
putio
(補充タイプ)
月額料金:3,440円
宅配水大手クリクラの浄水型サーバー。どこにでも置けるコンパクトサイズに豊富な便利機能を搭載しています。クリクラの魅力は毎年サーバー交換を行うメンテナンスを実施していること。これは浄水サーバーではクリクラだけ。プランは1年と2年から選べます。
※料金は税込みです
ハミングウォーター | プティオ | ピュアライフ | |
---|---|---|---|
タイプ | 床置 | 卓上 | 床置 |
冷水・温水 | ◯ | ◯ | ◯ |
常温水 | ◯ | ◯ | ◯ |
再加熱 | ◯ | ◯ | - |
ECO機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
総ろ過水量 | 1,800L | 720L | 2,520L |
1日の使用量 | 10L | 4L | 14L |
契約年数 | 2年 | 1~2年 | 1年 |
月額料金 | 3,300円 | 3,440円 | 3,300円 |
機能性に優れ、フィルター寿命が長く、契約年数が2年未満の商品です。
一押しはハミングウォーター。機能が豊富で付属のワイドトレイは大きい鍋にも給水できて料理にも使いやすいです。
プティオはちょっとのスキマがあれば設置できるコンパクトサイズ。その上機能がギュッと詰まった優れもの。
ピュアライフは1日14L使っても問題のない超強力なフィルター、契約年数が1年と導入のしやすさが魅力です。
補充タイプの浄水サーバーはこの3商品から選べば間違いなし!
本体と水道をつないで使う浄水型ウォーターサーバーです。
サーバータンクには常に自動でお水が供給されるので水切れの心配がありません。
水道栓とサーバーをつなぐ
設置には取付工事が必要。また、水栓から近い場所が望ましいため、設置場所がキッチンになるケースが多いです。
リビングなど少し離れた場所に設置したい場合はチューブを延長すれば可能。(延長工事は有料の場合が多い)
設置後は面倒な作業がなく、いつでも安全でおいしい冷水と温水が使い放題になります。
メーカー | アクアスタイル | ラクミズ | オーシャン |
ウォーター |
キララ |
ウォーター |
---|---|---|---|---|---|---|
サーバー | リコ | ピュアレスト | オーシャン | アイコン | NUOVO | cube style |
冷水・温水 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
常温水 | - | ○ | - | ○ | - | ○ |
再加熱 | - | ○ | - | ○ | ○ | ○ |
ECO機能 | - | ○ | - | ◎ | ◎ | - |
ROフィルター | - | ○ | ○ | - | - | - |
フィルター交換 | 1年に1回 | 6ヶ月に1回 | 1年に1回 | 6ヶ月に1回 | 種類に応じて交換時期が異なる | 1年に1回 |
横幅 |
26cm |
32cm |
26cm |
18cm |
18cm |
29.6cm |
※各商品の公式HP掲載情報を参照
機能性でいえば常温水も高温水も使えて、省エネ機能も搭載しているアイコンやピュアレスト。
特に省エネ力が高いのはアイコンとヌゥーボ。どちらも瞬間冷温水機能を搭載しているので電気代が安いです。
浄水能力で言えばRO水を標準で選べるオーシャン。他メーカーにもROろ材はありますがオプションとなります。
総合的にはウォータースタンドの「アイコン」と、ラクミズの「ピュアレスト」が機能が充実しています。
メーカー | アクアスタイル | ラクミズ | オーシャン |
ウォーター |
キララ |
ウォーター |
---|---|---|---|---|---|---|
サーバー |
|
|
|
|
|
|
初期費用 | 0円 | 13,200円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
レンタル料 | 3,630円 | 3,278円 | 4,378円 | 4,400円 | 5,478円 | 5,478円 |
メンテナンスオプション |
550円/月 |
572円 |
- | - |
550円 |
- |
月額 | 3,993円 | 3,850円 | 4,378円 | 4,400円 | 6,028円 | 5,478円 |
契約年数 | 5年 | 3年 | 3年 | 1年 | 3年 | 3年 |
総額 | 239,580円 | 92,400円 | 157,608円 | 52,800円 | 217,008円 | 197,208円 |
公式サイトへ | アクアスタイル公式へ | ラクミズ公式へ | オーシャン公式へ | ウォータースタンド公式へ | キララウォーター公式へ | ウォーターロジック公式へ |
※料金は全て税込表記です
水道直結タイプの月額料金最安はラクミズですが、初期費用を含めて考えると大差はありませんね。
メンテナンスオプションが任意となっていますメーカーがあります。
これは保険みたいなもので、加入していれば故障時の無償対応などのサービスが受けられます。
ウォータースタンドやオーシャンはレンタル料に含まれているので、ここでは加入した金額で掲載しています。
直結型のレンタル料金は平均で4,000円代後半。
6商品中5商品が3年以上の契約ですが、ウォータースタンドは1年と短いため利用しやすいです。
icon(アイコン)
(直結タイプ)
月額料金:4,400円
浄水型サーバーの老舗ウォータースタンドからリリースされた最新のモデル。新技術「瞬間冷温水機能」によりタンクレスを実現。幅18cmと現行タイプでは最もスリムで、電気代がとても安く済みます。契約期間が1年と短いのも魅力。導入しやすい直結型です。
※月額料金は定額レンタル料金のみ
補充・水道直結タイプ共通のメリット
浄水型ウォーターサーバーのメリットは料金が定額だということ。
宅配型の場合はお水を購入するので、飲めば飲むほど料金が高くなります。
浄水型サーバーは水道水を利用するので水代はタダ(厳密に言えば水道代はかかります)
定額のレンタル料金だけで安全な浄水が飲み放題。しかも便利な冷水や温水が利用できます。
消費量が多い家庭ほどメリットがあります
浄水型ウォーターサーバーには水ボトルがありません。
宅配型を利用した方は知っていますが、ボトルって実は厄介なんです。
手間が多く、余分にスペースが奪われます。
浄水型ウォーターサーバーはボトルがないのでこれらの手間のなく、最低限のスペースで利用できます。
ボトルがないのは大きなメリットです。
補充タイプ・水道直結タイプ共通
水道水を使用する浄水型ウォーターサーバーは、地震や台風などで停電や断水時に使用できないことです。
サーバーを動かす電気、使用する水道水の両方なければ機能しません。
また、浄水型ウォーターサーバーで作られたお水はペットボトルに入れて保存するのもNG。
浄水された水は塩素が除去されているので保存に不向きです。
備蓄水は他に用意しましょう。
浄水サーバーには浄水フィルターが内蔵されており、消耗品のため定期的に交換します。
半年や1年といった周期で届くフィルターを、自分で交換する必要があります。(フィルター代はレンタル料に含む)
作業自体はカンタンで工具も必要ありません(使ってもプラスドライバーぐらい)
補充型はセルフ。水道直結型は担当さんが交換してくれるケースが多いです。
経験上、そんなにデメリットには感じませんでしたが一応。
浄水型ウォーターサーバーはレンタル契約です。
メーカーによって契約期間は異なりますが、最短で1年、最長で5年の契約期間が設けられています。
この契約期間内に解約すると解約金やサーバー引取料といった料金が発生します。
金額もメーカーによって様々ですが、安くて数千円。高くて2、3万。
契約期間はしっかり確認しましょう。
早期解約はお金がかかります
補充タイプのメリット
補充タイプは直結タイプと違い工事の必要がありません。
申込後1週間以内にほぼ利用開始できます。
とどいた浄水型サーバーは説明書を見ながら初期セットアップを行い、水を注いでコンセントを挿せば使えます。
導入までのスピードと簡単にセットできる手軽さが補充型のメリットでしょう。
部屋の中に誰も入れたくない方でも安心して利用できます。
水道直結タイプは主にキッチンの水道栓とつないで使用するため、設置場所がキッチンになるのがほとんどです。
補充タイプは水道につながないので、リビングや寝室に置いて利用することができます。
部屋の模様替えの際にも簡単に動かせます。
補充タイプのデメリット
補充タイプはタンクに水道水を注いで給水します。
お水を注ぐだけなので難しくはありませんが、その都度給水しないといけないので面倒です。
補充タイプのサーバーは定期的に給水タンクを外して水洗いする必要があります。
食器用洗剤を使って洗えるので、食器洗いのついでに行うといいです。
水道直結タイプのメリット
水道直結タイプは水道とつながれているのでいつもタンクが満タン。
補充タイプの面倒な給水作業もないので、水が切れたときに「イラッ」とすることもありません。
補充タイプの最大のデメリットである「給水作業」がないのが、直結タイプ最大のメリットといってもいいでしょう。
たかだか水道水を注ぐだけなのに、人間慣れるとそれだけで面倒なのです。
設置後の快適さで言えば間違いないのは直結型です。
直結タイプの中にはROフィルターを搭載しているサーバーもあります。
お水の不純物やミネラルさえもほぼ完全に除去し、不純物を含まないピュアウォーターを作ります。
ただ、この水だと味気ないので、ROフィルター通水後にミネラルフィターを通して調整されます。
水道水をろ過するフィルターなので、そこまで高性能なものは必要ないと思います。
しかし、まれに水道水に化合物が混入することもあります。
実際に沖縄県では、有機フッ素化合物が浄水場の水源と浄水からも検出されたことがありました。
沖縄県企業局「企業局における有機フッ素化合物の検出状況及び水道水の安全性について」より
稀な出来事かもしれませんが、こういった場合にもROフィルターを備えていれば問題なく利用できます。
直結タイプは設置工事をしている分、メンテナンスを実施しているところがほとんどです。
メンテナンスは専門スタッフが訪問して、浄水サーバーの清掃と安全チェックを行います。30分以内で終わります。
補充タイプのほとんどメーカーではメンテナンスを実施していません。
定期的な点検があるという点では直結タイプのほうが安心して利用できます。
直結タイプのデメリット
水道直結タイプと言う通り、水道とつなぐ工事が必要となります。
工事と言っても水道のバイパスを作る簡易工事なので、壁に穴を開けるようなことはありません。
解約後はしっかり原状回復してくれるので心配ありません。
ただし設置場所が水道から近い位置に限定されるので、基本的にはキッチンに置くケースがほとんどです。
直結タイプは申込みから設置完了まで時間がかかります。
浄水サーバーが設置できるかの確認や、設置工事の段取りなどあるからです。
ただし、メーカーや代理店によって異なります。早いところは早いし、遅いところは遅いです。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを見比べて自分にあったタイプを選択しましょう。
浄水型ウォーターサーバーは、手動給水の「補充型」と自動給水の「直結型」の2種類。
どちらがいいのでしょう?
比較項目 | 水道補充型 | 水道直結型 |
---|---|---|
給水方法 | 手動 | 自動 |
設置工事 | 不要 | 必要 |
設置後の移動 | セルフでできる | 再工事が必要 |
ROフィルター | × | ○ |
普段の手入れ | 掃除箇所:多 | 掃除箇所:少 |
フィルター交換 | 自分で交換 | 業者対応 |
メンテナンス | なし(セルフメンテナンス) | あり(訪問メンテナンス) |
どちらのタイプも利用した管理人が実感したのは、「設置完了までの時間」と「設置後の快適さ」の2点。
直結型は取付工事が必要のため、設置できるかどうかの事前調査としてメーカースタッフが訪問してきます。画像や動画を送って確認する場合もあります。
設置できると判断できたら次に設置工事日の予定を組みます。もしかしたらその日のうちに設置してくれる業者もあるかもしれませんが。管理人の場合こんな感じです。
一方の補充型は注文後に運送会社が届けてくれます。設置は自分で行いますが、水道水をタンクに注いでコンセントを差し込むだけなのカンタンです。
ネットか電話一本で注文できて納品も早く、家に人を入れたくない方も都合がいいと思います。導入に関しては補充型は手軽で早く、直結型は時間がかかります。
補充タイプの「水道水を注ぐだけ~♪」はたしかにカンタンです。でも回数が増えると面倒なんですよ。水を飲もうとしてボタンを押したら「グボゴゴゴ・・」と水切れの音がするたびイラッとします。
水道直結タイプはそんなストレスとは無縁です。水道から自動給水されるのでいつもタンクが満タン状態。水切れの心配がない直結型は快適という訳です。
また、補充型は定期的に給水タンクを水洗いする必要があります。空気に触れた水を入れてるわけですから仕方ありません。直結型は空気に触れずサーバータンクに給水されるため衛生的です。
水切れのストレスがなく、タンク掃除もない。これら理由から普段使いは直結型の勝ち。ズボラな人ほどおすすめです。
個人的には直結タイプがおすすめですが、工事に抵抗があったり、ウォーターサーバーが初めての方はまず補充型を試すという選択もありですよ。
賃貸物件であっても設置可能です。もちろん取り外しも契約に含まれているので解約後の原状回復も対応してもらえます。簡易工事なので、管理会社への連絡も必要ありません。
個人での利用は、ほほ全てのメーカーでクレジットカード払いとなります。クリクラフィールフリーは営業店によってクレカ以外が可能な場合があります。希望の支払い方法が選択できるが確認してみましょう。また、ロッカはコンビニ払いがOKとなっているようです。
補充型は工事の必要はありません。水道直結型は水道管に分岐パイプを取り付ける工事が必要となります。簡易工事のため取り付けからセッティングまで時間も50分ほどで完了します。
補充タイプは定期でフィルターが届きます。届いたフィルターは自分で行いますが、、工具も使わずカンタンに交換できます。水道直結タイプは基本的にメーカースタッフがメンテナンス時に交換してくれます。
水道直結タイプは使用できません。補充タイプであれば冷水と温水は使用不可。常温であれば自然ろ過方式を採用しているサーバーなら使用できます。
浄水型ウォーターサーバーのお水は安全性の高い水道水をろ過したもので、全てのメーカーで赤ちゃんに与えても問題ないと回答しています。水道の塩素や不純物をしっかり取り除くのでミルクでもお水そのままでも問題ありません。
全ての商品の温水側にはやけど防止のためのロックが付いています。商品によっては冷水側にもロックを付けたり設定できます。
補充タイプで廃棄水が出る商品はありません。水道直結型のROフィルターを採用している商品のみ廃棄水がでます。
補充タイプは給水作業。直結タイプは設置工事。共通するのは備蓄水としての機能は期待できないところでしょうか。
利用した経験からいうと、給水作業は慣れますし、工事は最初と最後だけ。工事自体は作業以外も含めて一時間以内に終わりました。
補充タイプではエブリィフレシャスのみ。水道直結タイプでは多くのメーカーで卓上サイズがあります。
断然レンタル。理由はメンテナンスを自発的に行う必要があるのと、長く利用しないと元がとれないからです。レンタルの場合はメーカーからアプローチがあるので忘れることがないし、2年、3年ごとに新商品に乗り換えやすいです。
ウォーターサーバー野郎
ウォーターサーバー代理店経験を持つ元浄水器販売員。47商品のレンタル経験と日課の業界調査から記事を作成。