最終更新日：2023/11/01　記事公開日：2015/04/13

 

水分補給や健康管理に役立つことから、ウォーターサーバーを利用するシニアが増えています。

 

しかし、あまり調べないで利用すると便利なウォーターサーバーが不便になることもあります。

 

こちらでは高齢者に適したウォーターサーバーの選び方と、おすすめメーカーを紹介します。

 

 

ご年配の方が快適にウォーターサーバーを利用するための条件です。

 

交換しやすい軽量ボトル

 

ウォーターサーバーの一般的なボトルは12リットルと重たいです。

 

そのため、交換しやすい「軽量ボトル」や「軽量パック」を選びましょう。

 

ボトルを足元で交換できるものもありますが、こちらはおすすめできません。

 

理由は、水のお届けは玄関までで、そこからサーバーのところまで運ばなければならないからです。

 

操作しやすいシンプルなウォーターサーバー

現在のウォーターサーバーは高性能で多機能なものが多いです。

 

「便利そう」と思いますが、多機能なものほどボタンがいっぱいあり誤操作もしやすいです。

 

実際になにかの拍子で全ボタンロックとなり、解除できずしばらく使えなかったという話も。

 

複雑な機能がなく、直感的に操作できるカンタンものを選びましょう。

 

ウォーターサーバーを設置してくれるサービス

 

会社によって設置サービスの有無があります。

 

自分で設置する場合、重さが15kg～20kgあるサーバーを玄関から運び、説明書を見ながらセットします。

 

作業自体はそう難しくありませんが、大きいゴミもでるので厄介。

 

設置サービスがあれば、搬入から初期設定まですべて行ってくれます。ゴミも持ち帰ります。

 

メンテナンスを実施しているメーカー

安全に使い続けるためにメンテナンスは重要です。

 

しかし、メーカーによってメンテナンス体制はバラバラ。

 

高齢者も安心なのは、「自動洗浄付きサーバー」か「定期交換を実施しているサービス」のいずれかです。

 

おすすめは定期交換してくれるサービス。

 

自動洗浄は熱水の内部洗浄だけですが、定期交換はサーバー丸ごと交換してもらえるので安心です。

 

高齢者に優しいシステム

 

故障した場合や、水の注文変更などのお問い合わせは、メールやウェブサイトのマイページからが多いのが現状。

 

ご年配の方にはこれら操作が難しい場合もあります。なので電話窓口があると便利。

 

また、支払い方法も基本カードが多いですが、口座振替や代引きなど利用できる会社がいいでしょう。

 

自社配送の会社であれば、問い合わせも直接担当に伝えられ、支払い方法も融通が利きます。

 

お年寄りでも安心して使えるウォーターサーバーの条件を満たしているのは、自社配送の会社です。

 

専門スタッフが水を届けるので、サーバーの不具合も直ぐに対応。定期的に顔を出すので安否確認にもなります。

 

安心して利用するならサポートの手厚い自社配送の会社を利用しましょう。

 

• 質の良いおいしいお水を飲むことで健康をサポート
• 水分補給がカンタンだから熱中症予防になる
• 薬が飲みやすい常温水が作れる
• 重たい水の買い物がなくし転倒事故を防ぐ
• お湯を沸かさないので火の心配事が減る
• 配達員とのコミュニケーションで安否確認できる

健康面

質の良いお水で毎日の健康をサポート

 

ウォーターサーバーで使用される水は天然水とRO水の2種類。

 

天然水にはバナジウムやシリカなどのミネラルが含まれ健康をサポート。

 

RO水は身体に適したミネラルが配合されているので毎日に飲料水に適しています。

 

質の良いお水を毎日続けることで元気で健康的な身体を維持します。

 

手軽な水分補給で熱中症を予防

 

人は年を重ねるごとに体の水分調節機能が衰えます。

 

高齢になるにつれ感覚が鈍くなり、のどの渇きも気付きにくいことから水分補給は重要とされています。

 

高齢者の熱中症は自宅での発症率が高く、水を準備するのが面倒で気づいたらベットの上だったという話も。

 

いつもいる場所にウォーターサーバーがあれば、カンタンに水分補給できるので「熱中症」予防に最適です。

 

高齢者が熱中症にかかりやすい理由

• 「暑い」と感じにくくなる
• 行動性体温調節が鈍る
• 発汗量・皮膚血流量の増加が遅れる
• 発汗量・皮膚血流量が減少する
• 体内の水分量が減少する
• のどの渇きを感じにくくなる

参考：環境省｜高齢者と子どもの注意事項

 

暑さや乾きを感じにくくなるため、飲む時間を決めるなど意識的に水分補給することが重要です

 

薬が飲みやすい常温水が作れる

 

飲水として本来最も適した温度は常温です。薬を飲むのも常温水が適しています。

 

ウォーターサーバーは基本温水と冷水ですが、それぞれ半分づつ割れば常温水も作れます。

 

最初から常温水が出るものもあるので、お薬を常用している方は常温水が使えるサーバーがいいでしょう。

 

 

安全面

買い物の荷物を減らし転倒事故を防ぐ

 

スーパーで汲んできたお水や、買ったペットボトルを家まで運ぶのはとても大変です。

 

2階以上のお住まいであれば階段を登るのも一苦労です。また転倒の危険もあります。

 

ウォーターサーバーを利用すると何階にお住まいでも玄関先まで届けてくれるので安全。

 

買い物の荷物から水が無くなるだけで相当ラクになりますね。

 

配送員が訪問するので安否確認に

 

高齢の母親や父親が一人暮らしをしていて不安だという声が多いです。

 

そのため安否確認ができるとして、ウォーターサーバーを利用するケースが増えています。

 

この場合、運送会社の配送ではなく、自社スタッフが配達するサービスがおすすめ。

 

自社スタッフが届ける場合は声がけするので安否確認になります。

 

お湯を沸かさないので火の心配事が減る

ウォーターサーバーはいつでも温水が使えるのでお湯を沸かす必要がありません。

 

コンロの使用頻度が減るので、火の消し忘れなどの心配がなくなります。

 

電気ポットも同じことが言えますが、まめな給水や掃除がないので手間がありません。

高齢者に適したおすすめのウォーターサーバーをご紹介します。

 

それぞれの特徴を見極めてご自身に適したウォーターサーバーを見つけてください。

 

 

※月額料金はレンタル料+水1セット+送料の合算

※金額は全て税込

総合的にクリクラがおすすめ

水の質やサーバーデザインにこだわりたいならフレシャス。

 

ウォータースタンドはボトル交換もなく、使い放題のため料理にも利用できます。

 

クリクラは自社配送のため手間なく導入しやすいサービスです。

 

サーバーはシンプルでつかやすく、担当スタッフが設置から撤去まで対応。困った時もすぐに相談できます。

 

毎年サーバー交換があり、サポート体制も万全。

 

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ウォーターサーバー野郎

 

浄水器販売、ウォーターサーバー代理店経験を持ち、47種類のウォーターサーバーと寝食をともにしたマニア。日課の業界調査と、豊富なレンタル経験から得たデータをもとに記事を書いてます。