最終更新日:2023/11/01 記事公開日:2016/03/08
「ウォーターサーバーは雑菌だらけ」
ウォーターサーバーのお水は塩素処理されておらず、水道水より雑菌が繁殖しやすいとされます。
衛生的に使えるのか気になりますよね。でも大丈夫。
こちらでは衛生的に利用するためのウォーターサーバーの条件と、安心なメーカーを紹介します。
赤ちゃんやペットがいる家庭や、キレイ好きな方も参考にしてください。
衛生面を考えるなら条件はこの2つです。
ウォーターサーバーでいうメンテナンスとは基本的にサーバーの交換です。
内部タンクや水の通り道は時間が経てば汚れます。見えないし掃除もできないので不安ですよね。
メンテナンスを実施しているサービスであれば、定期的に洗浄・殺菌されたサーバーと交換するので衛生的。
実施しているサービスは限られますが、衛生面を重視するなら最も安全ななのはメンテナンスありのサービスです。
メンテナンスを実施していない会社は多いですが、サーバーの交換は対応しています。
有料となりますが、衛生的に使うのであれば2年に一度は交換をしましょう。
ウォーターサーバーのお水は塩素処理されていません。
そのためお水が流れるサーバー内部は雑菌が繁殖しやすい環境といえます。
クリーン機能は高温水をサーバー内に循環させ、高温殺菌することで内部の衛生を保ちます。
またUV-LEDを搭載して、タンク内の水の除菌を行うものもあります。
クリーニング中は使用できなくなるので、夜間や外出時に設定しましょう。
デメリットは高性能モデルとなるため電気代が高くなることです。
飲み物ですから水の安全性は重要。特に天然水の場合は水質や放射性物質の検査は必須です。
メーカーによって検査方法も頻度も異なりますが、ほぼ全てのメーカーで実施されているので問題ありません。
第三者機関に検査を依頼していたり、検査結果をHPに掲載しているメーカーさんは信頼性が高いです。
ウォーターサーバーを衛生的に利用するなら定期メンテナンスを実施しているサービス、
もしくはクリーン機能付きウォーターサーバーを選びましょう。
ベストはメンテナンス無料のサービス。
クリーン機能が付いているウォーターサーバーは基本どのどのメーカーもメンテナンスを実施していないので、
契約を更新するタイミングでサーバーを交換すると安心です。
衛生的に利用するならメンテナンスを実施しているサービスが鉄板。
こちらでは無料メンテナンスを実施しているメーカーをまとめました。
CreCla
(RO水)
サーバー交換:1年ごと
業界大手。極めて安全性の高いRO水を採用。各プラントごとに定期検査を実施。毎年サーバーを交換してくれるのは全国対応でクリクラだけです。サーバーの設置から配送まで専任のスタッフさんが対応してくれます。
信濃湧水
(天然水)
サーバー交換:2年ごと
北アルプスの天然水ウォーターサーバー。毎月放射性物質検査を実施。2年ごとにサーバーを交換するメンテナンスを実施しています。クリーン機能搭載のサーバーも4年ごとに交換。配送ノルマのない都度注文です。
ボトルの水に外気がボコボコ入っていくのを見ると「不衛生なのでは?」と気になりますよね?
水は空気に触れると傷むことから、各社空気に触れない構造のサーバーやボトルの開発には力を入れてます。
特に安全なのは圧縮構造のボトルやパック。
空気が入らないボトル
お水が少なくなるとしぼんでいき、空気が入らないことでお水の衛生が保たれます。
じゃあ、「しぼまないボトルは不衛生なの?」と思いますが問題ありません。
そういったサーバーの場合は「エアフィルター」を搭載しているので、空気の汚れを除去しています。
極端に古いウォーターサーバーではない限り、空気ボコボコは心配ありません。
衛生的に利用する上でサーバーのお掃除は必要不可欠。
といっても掃除できる箇所はかぎられているので、面倒ではありません。
掃除する際に汚れた布などで使用して、そこから雑菌が入ってしまっては本末転倒です。
サーバーの水回り掃除にはキッチンペーパーがおすすめです。
全てのウォーターサーバーに共通する掃除箇所をまとめました。
お水が出てくる部分(出水口)は綿棒にノズルを差し込んでグリグリよごれを取ります。
出水口まわりは水は飛び跳ねてよごれやすいので、キッチン用アルコール除菌剤やウェットティッシュでこまめに拭きます。
最低でも1週間に一度を目安に掃除しましょう。
掃除はボトル交換のたびに行います。
清潔な布やキッチンペーパーにアルコール除菌剤を含ませて差込口まわりを拭きます。
差込口付近に水がたまっていると雑菌が繁殖する恐れがあるので、しっかりら拭き取りましょう。
ドリップトレイ
ウォーターサーバーで1番汚れるのが受け皿です。
サーバーから取り外して台所用の中性洗剤を使って洗いましょう。
水気を切りしっかり乾かしてから元にもどします。
掃除の頻度は1週間に一度ぐらいで大丈夫です。
サーバー背面部分
水回り以外の外装は中性洗剤を使って拭きます。
背面部分は衛生面に係る場所ではありませんが、放熱部分なのでホコリがたまると冷却効果が下がり、電気代が高くなります。
やわらかなブラシか掃除機を使用してホコリを取り除きましょう。こちらは月に1回ほどで大丈夫です。
最近は衛生面でトラブルや問題が合ったという話はありません。
これもメーカー側で安全対策や衛生対策に力を入れているからでしょう。
そのため、問題が発生する可能性があるとしたらレンタルした後になります。
神経質になる程の掃除は必要はありませんが、衛生的に利用するために普段の掃除は忘れずに。
ウォーターサーバー野郎
浄水器販売、ウォーターサーバー代理店経験を持ち、47種類のウォーターサーバーと寝食をともにしたマニア。日課の業界調査と、豊富なレンタル経験から得たデータをもとに記事を書いてます。