最終更新日:2023/11/01 記事公開日:2021/03/10
電気代が高騰する昨今、ウォーターサーバーの電気代って気になりますよね?
こちらではウォーターサーバーの電気代を安く済ませるコツと、電気代含めてコスパの良い商品をご紹介します。
これまでレンタルした47商品の電気代も掲載してるので参考にしてください。
ウォーターサーバーの電気代は、性能や使用環境によって異なりますが、一般的に1,000円前後とされます。
ちなみに私がこれまでレンタルした47商品平均の電気代は957円。ほぼ合ってますね。
ただし、実際の電気代は「195円」から「1,638円」とかなり幅があるので注意が必要です。
ウォーターサーバーは年々省エネ設計になるため、昔からある古い機種は電気代が高い傾向。
現行モデルでも、省エネ機能や節電モードが搭載されていないタイプは電気代が高いです。
また、再加熱や温水循環などの高性能タイプも電気代が高い傾向。
省エネ性能もサーバーによって異なるので、「省エネ機能付き」とあっても平均値より高いものも。
電気代は「使用頻度」と「地域や契約内容」によって料金が異なります。
こちらの電気代は5人家族の我が家で利用した際の結果です。
電気代が安かった順に掲載してます。
ウォータースタンド |
エブリィフレシャス |
クリクラ |
---|---|---|
195円 | 600円 | 600円 |
ハミングウォーター |
エブリィフレシャス |
アクアバンク |
744円 | 903円 | |
シャインウォーター |
||
951円 |
47商品の電気代一覧
メーカー名 |
電気代 |
---|---|
ウォータースタンド |
195円 |
ウォーターエナジー |
354円 |
エブリィフレシャス |
375円 |
アクアクララ |
570円 |
クリクラ |
600円 |
フレシャス |
600円 |
ハミングウォーター |
630円 |
フレシャス |
654円 |
フレシャス |
660円 |
ワンウェイウォーター |
660円 |
クリクラ |
666円 |
MCMのめぐみ |
669円 |
クリティア |
690円 |
エブリィフレシャス |
744円 |
コスモウォーター |
765円 |
アクアクララ |
786円 |
カリメラの水 |
813円 |
ネイフィールウォーター |
858円 |
フジサンウォーター |
873円 |
アクアクララ |
891円 |
フレシャス |
900円 |
アクアバンク |
903円 |
プレミアムウォーター |
924円 |
シャインウォーター |
951円 |
クリクラミオ |
960円 |
エンジェルスマイル |
960円 |
クリクラ |
990円 |
プレミアムウォーター |
1,020円 |
アキュアマイン |
1,068円 |
アルピナ |
1,098円 |
ふじざくら命水 |
1,150円 |
ヘルシーウォーター |
1,155円 |
アクアクララ |
1,164円 |
スノーアルプス |
1,233円 |
クリクラ |
1,260円 |
キララ |
1,326円 |
エフィールウォーター |
1,347円 |
アルピナ |
1,385円 |
カリメラの水 |
1,434円 |
ワンウェイウォーター |
1,470円 |
信濃湧水 |
1,497円 |
富士の湧水 |
1,500円 |
うるのん |
1,500円 |
良水市場 |
1,530円 |
八雲の天然水 |
1,638円 |
トップ3は全て省エネサーバー、ワースト3は全て非省エネサーバーです。
電気料金は最高値で1,638円、最安値で195円とその差は月で約1,400円。
年間16,800円も違ってきます。
省エネサーバーの中には初回金やレンタル料金が発生するものもありますが、
2年も利用すればほとんど電気代で回収できます。
長期利用を予定している方は省エネサーバーを選びましょう。
電気代を安く済ませるならこれらを意識しましょう。特に省エネサーバーは必須です。
省エネタイプのサーバーを20商品レンタルしましたが、我が家(5人)で月平均6~700円ほど。
省エネサーバーは手動で切り替えるタイプと、光センサーで自動で切り替わるタイプの2つ。
押し忘れがない分光センサーが便利です。
エコモード中は、加熱を抑えて省エネ運転します。外出時や就寝時などに設定すれば電気代を削減できます。
電気代を抑えたい方は、必ず省エネ機能を搭載したウォーターサーバーを選びましょう。
ちょっと古めのサーバーは省エネ機能があるかチェックしましょう。
気温の高い場所に設置すると、冷却するために多くの電力が必要となります。
また、勝手口や廊下などの冷える場所に置くと、加熱や保温に必要以上の電力がかかります。
ベストな設置場所は「リビング」や「寝室」といった人が過ごしやすいお部屋。
「キッチン」も空調管理がしやすいのでウォーターサーバーも余計な電力を消費しません。
また、床暖房のある部屋に設置する場合は床暖房が効いてない場所に置きましょう。
気温の変化が少なければ余計な電力を使いません。
ウォーターサーバーを設置する際は、壁や家具に近すぎないように設置することが重要。
サーバーは熱を放出するため、壁や家具に密着すると放熱効率が悪くなり電気代が高くなります。
逆に周囲にスペースがあるほど放熱効果が高まり、電気代を抑えることができます。
熱を効率よく放出させるために、壁との間に10cm~15cmの隙間を確保しましょう。
特に背面のスペースが大事。15cmは空けましょう。
節電のためにコンセントを抜くのは逆効果です。
ウォーターサーバーは電力を消費して水を温め冷やし、一定温度になると保温モードに切り替わります。
コンセントを抜くとお湯を再度温めたり、水を冷やすためにコンプレッサーが動き、余分な電気を消費します。
エアコンなどの冷暖房を頻繁にON/OFFすることが節電にならないのと同じ原理ですね。
また、電源が切れていると、クリーン機能やUV機能が停止するので、内部で雑菌が繁殖する可能性も。
以上の理由から、ウォーターサーバーは使用しない場合でも電源をつけておきましょう。
1ヶ月以上不在になる場合はコンセントを抜いてもOK。ただし水抜きしてから行いましょう。
ウォーターサーバーの背面部分は熱を逃がす部分で、ここにほこりが溜まると放熱効率が悪くなります。
背面はテレビやパソコンモニターの裏側のようにホコリが溜まりやすい場所。
放熱効率を妨げないように定期的に掃除しましょう。
また、犬やネコを飼っているお部屋だと、毛も溜まりやすいのでこまめに掃除しましょう。
1ヶ月に1回程度で大丈夫です。
床に置く「床置き型」と、テーブルや台の上に置く「卓上型」どちらが電気代が安いのか?
同商品で「床置き・卓上」を揃える3メーカーを対象に電気代を比較しました。
メーカー | 床置き型 | 卓上型 |
---|---|---|
プレミアムウォーター |
約500円/月 |
約630円/月 |
フレシャス |
約330円/月 |
約500円/月 |
富士の湧水 |
約800円/月 |
約800円/月 |
※各メーカー公式ページを参考
卓上型は小型なので電気代が安いイメージがありますが、1ヶ月あたりの電気代は床置き型と同じ。
床置き型と卓上型で電気代に差はありません
電気代が安い=コスパがいいとは言えません。
電気代が安くても水代やレンタル料が高ければ意味がありません。
そこで、電気代を含めて総合的に安いウォーターサーバーを紹介します。
サーバー |
ウォータースタンド |
クリクラ |
ハミングウォーター |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 7,700円 | 0円 |
基本料/月 | 0円 | 460円 | 0円 |
レンタル料/月 | 4,400円 | 0円 | 3,300円 |
水代1セット | 0円 |
3,180円 |
0円 |
送料 | 0円 | 0円 | 0円 |
電気代 |
195円 | 666円 | 660円 |
参考月額 | 4,595円 | 4,306円 | 3,960円 |
※実計測は5人家族で使用した我が家の電気代です
※金額は税込み価格です
実際にレンタルして電気代を含めてコスパが良かったウォーターサーバーです。
浄水型ウォーターサーバーは水を購入しないので安く済みます。
宅配水型ではフレシャスのサーバーが省エネ力が高いですが、水代が高いため除外。
クリクラの省エネサーバーは名前の通り電気代も安く、水代も安いことからおすすめです。
ウォーターサーバー野郎
浄水器販売、ウォーターサーバー代理店経験を持ち、47種類のウォーターサーバーと寝食をともにしたマニア。日課の業界調査と、豊富なレンタル経験から得たデータをもとに記事を書いてます。